宮崎県児湯郡の建築設計事務所「とやま建築デザイン室」

宮崎県児湯郡にて住宅設計に関わるご提案を行っています。

入浴時のヒートショック

ヒートショック予備軍日本一?!
愛知県名古屋市のリンナイ株式会社が入浴に関する意識調査で「ヒートショック予備軍日本一」というアンケート結果を公開されました。喜ばしい内容の日本一なら嬉しくもありますがヒートショックと言えば冬場の室温差によって起きる家庭内での健康障害のひとつ。その予備軍ということなので上位にランキングされるほど喜ばしくはないわけです。ヒートショックが起きる要因は入浴時の脱衣室と浴室の室温差と体が温まらないうちに熱い湯船に浸かることによる血圧の急上昇急低下です。特に冬場は外気の低下により室温も影響を受けて下がりやすく入浴時にはこのようなトラブルが現在も後を絶たない事例が報告されています。そのトラブルを防ぐ方法として以下のようなことが大切です。

1 脱衣室および浴室の室温を入浴前に20℃前後に温めておく。
2 お湯の温度は40℃以下に設定しておく。
3 急に湯船に入らず手足からかけ湯をして入浴する。

上記最低3つを心得ることでヒートショックの予防が出来ますがより安全な入浴としては

4 食後すぐや飲酒後は避ける。
5 入浴前後に水を1~2杯程度飲んでおく。

上記のことがヒートショックに至らない安全な入浴方法になります。
上記1の室温の設定については脱衣室浴室共に暖房機を設けることで一定の効果が現れますが、暖房設定の煩わしさや電気効率の面で捉えると暖房機の使用は一定以上の使用なると電気費用も掛かるため、浴室脱衣室共に室温を一定以上に満たす断熱リフォームもおすすめです。当デザイン室では室温の見直しを含めた断熱改修を含めたリフォームについてのご相談もお受けしています!

これから寒くなる季節...本格的な冬が来る前にご家庭での安全安心なお風呂のことを考えてみる機会にしませんか?

株式会社リンナイのヒートショック予備軍日本一の資料は下記リンクからどうぞ
 株式会社 リンナイ ホームページ
(※リンクサイトの条件のため直接資料へのリンクではござません)