ご案内が少し遅れましたが、現在経済産業省による「令和4年次世代省エネ建材の実証支援事業」が行われています。事業開始と共に現在一次目の一般公募が行われています。このブログでは今年度既存住宅の断熱改修をお考えの方向けに事業内容及び公募の概要についてお伝え致します。
次世代省エネ建材の実証支援事業とは
令和4年次世代省エネ建材の実証支援事業とは、一般社団法人 環境共創イニシアチブが毎年公募型で行っている住宅向け(戸建て・集合住宅)の省エネ改修促進への支援事業です。例年改修内容は既存住宅の壁部分の断熱性能の改修支援が主な柱となっていますが、今年度は戸建て住宅向けに窓単体で改修を行う「窓断熱(窓断)」が新たに支援区分に追加されました。
令和4年度の支援事業スケジュール
令和4年度の支援スケジュールは4月より開始され、改修支援については5月9日からスタートし今現在「一次公募期間」の途中となっています。一次公募以降でも二次、三次と公募受付の予定はありますが、二次、三次の公募については一次公募に比べ工事期間が短く設定されていますので、どの時期の公募が良いかはお客様の都合にもよりますが、大きな住宅の改修など広範囲に行うような改修の場合はゆとりを持つ意味で一次公募期間での公募をおすすめします。また一次公募では工事期間が11月いっぱいまでとなっていることも寒い冬が来る前に工事完了を迎えることになるスケジュールなのでおすすめのプランと言えます。参考までに一次公募の締め切り日は8月26日(金)となっています。
申請についての注意事項
支援事業を利用する際には申請にあたり注意事項が設けられています。今年度については申請書類の提出方法やファイル形式の指定についての注意点や変更点がお伝えされています。また、先述でもお伝えしましたように戸建て住宅での改修において窓のみの改修申請が追加されています。その他、交付決定日以前で着工していまうケースや改修する住宅の所有者が申請者でないケースなど、間違った場合には支援を受けられない事項が公開されていますので申請前に支援内容を「環境共創イニシアチブ」のホームページ等でご確認ください。「環境共創イニシアチブ」ホームページ
まとめ
以上、一般社団法人環境共創イニシアチブ「経済産業省」による次世代省エネ建材の実証支援事業についてざっくりとお伝え致しました。今年度の事業ポイントは窓単体での改修方法「窓断熱(窓断)」が追加されたことが大きなポイントです。過去のブログでもお伝えしましたが断熱改修を進める観点では窓の改修は断熱改修にとって最優先事項でもあり最も断熱効果を感じられる部位でもあります。支援利用にはいくつかの決まりやステップをクリアする必要はありますが、改修にはコストがつきもの。少しでも費用を抑えて改修をお考えの方にはおすすめの支援制度です。お早めにご検討ください。