あけましておめでとうございます
本年は平成最後の年であり新しい元号を迎える一年の幕開け。
今年新たにどのような元号が発表されるか楽しみな想いでもあります。
昨年の国内は今年の漢字で「災」が選ばれたように、西日本豪雨被害、秋に襲来した台風21号や24号、また同じ9月に発生した北海道胆振地方中東部の地震と、多くの災害に見舞われた一年でした。昨年の一年を振り返り直接的な被害には至らなかったわけですが、年々環境問題がより生活に影響を及ぼし災害のことも他人事ではなく常に明日は我が身という気持ちと身構えで整える必要性を肌身で覚えた一年でした。
一方、住宅の動向においては昨年12月、2020年から義務化となる予定であった省エネ適合制度が国土交通省が開催した社会資本整備審議会にて見送りとなり、代わりに建築士が設計終了時に顧客へ省エネ基準の適否を書面等にて説明する向きへと変わりました。義務化への動きが発表された年から省エネ適合化へご尽力されてきた建築業の方には見送りへの戸惑いがあったことと想います。
いずれにしても義務化の見送りは時代の流れからも逆行することになり、今後どの産業分野においても環境への省エネ化は益々加速する方向へ向かうと感じています。
今年も住まいづくりや建築設計を通じながら少しでも環境に貢献出来る活動に努めて参ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
とやま建築デザイン室
外山 秋人