年々ライフサイクルの変化で需要が増えている住まいのリフォーム。いざリフォームをしようと思っても、リフォームを行うタイミングやリフォームにかかる費用など「どうなんだろう…」とわからないことはありませんか?
そんなあなたやご家族の方へ、宮崎で様々なリフォームを手掛けてきたとやま建築デザイン室が、リフォームを行うために役に立つ3つのポイントについてお伝えします。
ポイント1:適切なリフォームのタイミングを知る
上のリストは、住まいの部位別における経年変化とリフォーム時期の目安を表したものです。住まいは建てた時から様々な要因で劣化や老朽化が進んでいきます。特に外部は、紫外線や風雨により維持管理を放置すると、劣化の進行も早まり修復も難易度が高くなり工事費用にも大きく影響してしまいます。
以下は上のリストを基に築年数ごとに押さえておくとよいポイントをまとめました。併せてお読みください。
築5~10年
築5年から10年までの期間はどの部位でも大きな劣化には至りませんが、外部の壁の一部では水かびや藻が発生することがあります。適切な点検によって維持管理を行うことで住まいの美観が守られます。
築10~20年
汚れ防止を施していない外壁に一度目の塗り替え時期が巡ってきます。また旧式で利用中のボイラーや給湯器は点検や更新の時期を迎えます。最新の設備機器は旧式に比べて性能が格段に向上しているため、この時期で更新すると光熱費の削減にもつながります。
築25~35年
建設された年代により違いがありますが、定期メンテナンスを行っていない住まいの屋根や外壁は劣化や老朽化が目立ちリフォームの必要性が高まります。また内部においては身体的な変化や使い勝手の見直しによりリフォームの必要性が高まってきます。リフォーム時期を見込んだ早めの準備や対策を行うことで、慌てずにリフォームを行うことにつながります。
住宅の使い方や設備などによってそれぞれ違いがあります。よって、上記の目安を参考にしつつ、それ以外の時期でも劣化が見られるようであれば早めにリフォームを検討しましょう。その際には、他にも劣化箇所がないか併せてチェックすることをおすすめします。
ポイント2:空間別!水回りのリフォームは機能と居心地の両立を大切に
リフォームで特に要望が集まるのが水回りのリフォーム。空間別にそのポイントをお伝えします。
トイレ
トイレリフォームでは、いつでも清潔な空間を保てるようにすることが大切です。清潔さを維持するためには、汚れにくく掃除がしやすい床材の選択や便器を取り替えるのであれば節水機能型の便器などがおすすめです。また、便器の大きさは座り心地にも影響します。さらに、トイレ空間に必要となるペーパーや掃除用具の収納の場所も必要です。
ただし、収納スペースが大きいとその他のスペースが狭くなってしまい、逆に不便さを感じてしまう可能性もあります。トイレ空間では、居心地と収納スペースとのバランスが重要です。
お風呂
お風呂の時間は、日々の疲れを解消する大切な時間だと考えている方も多いはずです。お風呂のリフォームは、快適・安全・清潔な空間づくりが心と体を休息につなげてくれます。
そのためには、家族全員が足を伸ばせる浴槽や冷たさを感じにくく滑りにくい床材の選択の他、水はけのよい防カビ素材の鏡や壁などがおすすめです。技能面の見直しでは、乾きやすい室内換気扇の設置や冬場のヒートショックを和らげる暖房機の設置等もリフォーム時のポイントとなります。
キッチン
キッチンリフォームで大切なのが、動線設計です。動線が考えられていないキッチンは、使い勝手が悪くなってしまいます。まずは作業の流れを確認して、きちんと動線設計を行いましょう。その際には、他の家電の置き場所を加味した上で設計を行うことも重要です。
また、年数が経過したことで増えた道具の置場や収納の見直しも重要です。暮らしで最も多く過ごすキッチンを見直すことで、利便性が高まり生き生きとした場が生まれます。
その他にも、水回りリフォームには様々なポイントがあります。宮崎でリフォームを手掛けるとやま建築デザイン室は、水回りごとのリフォーム相談でも、お客様の想いや希望に真摯に向き合い、親身になってご依頼に応じます。宮崎でリフォームをご検討中の方はお気軽にご相談ください。
ポイント3:あらかじめ予算(費用)の見直しを立ててみる
リフォーム(リノベーション)を行う上で、同時について回るのがお金(ご予算)の話。どこをどんなものへリフォームするかによってかかる費用も違いが出てきます。
そこで、依頼前でもおおまかな予算の見通し(目安)が立てられる手法がこちらです。
ザックリ・リフォーム予算=A+B+C+D
この予算把握法は「木の家リフォームを勉強する本(農文協)」からの抜粋のものですが、リフォームを行う部位ごとにランク別の単価を掛けてみることで名前の通りザックリとしたリフォーム予算を把握できる計算書です。ランク別の判断の見方はaが高級グレード、bが普及グレード、cが低コストグレードという具合で見ればよいでしょう。
[Aの(あ)基礎・(い)屋根・(う)外装の部位は耐久性に関わる部分なのでaクラスでの計画がおすすめ]
いかがですか?坪面積の出し方は床面積に0.3025を掛けたら出てきます。
希望通りのものが実現できるのか予想が立てられたら後の計画にもゆとりが生まれます。どうぞご家族やご家庭で電卓を使って計算してみてください。
「木の家リフォームを勉強する本(農文協)」もリフォームにおすすめの本です。
宮崎でのリフォームならとやま建築デザイン室がお応えします
このコラムでは、賢くリフォームするための3つのポイントをお伝えしました。
新築もそうですが、リフォームも一般の方々にとってどこをどのようにすればよいかなど、迷いやお悩みを多く抱いていらっしゃると思います。
とやま建築デザイン室は、宮崎で(某)リフォーム番組に出演させていただいた経験の他、小さなリフォームから大規模に至るリノベーションまで実績がございます。
宮崎でのリフォームならとやま建築デザイン室へお気軽にお問い合わせください。
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